ペルテス病との共存生活

ペルテス病とは、 幼稚園から小学校低学年の男の子に診られる股関節の病気です。治療過程は温存方法と手術をする方法があり その手術さえ人によって異なるようです。ちびは骨盤側の手術を受けました。時系列に記録のつもりで残します。

☆ 10/01/28 手術当日

昨夜の9時からお茶もだめ 朝ごはんもだめ 絶食が何よりつらい!
同室のペルテスの子がこの日までに色々教えてくれて手術の事もその後の事も理解しているようだったが、その子はもともと食が細く絶食が平気だったのか、このつらさを聞かされていなかったようで、ずーっと「腹減った、手術の後プリンが出るねんて」と食べる事ばかり。 まわりの子はみんな手術経験者 アドバイスや脅しが飛び交う、なんか仲間感があって 言葉悪いかもしれんけど いい感じ!
前の子の手術が早く終わったのか予定より早く呼び出しがあった、ぎりぎりまでおしゃべりしたり、DSして緊張感がない、
その上みんなが嫌がる麻酔の飲み薬も一気に飲み干し「おいしー」だって 親としては助かる。

手術室へ 私だけ残され入っていく
11時45分 待つための和室がある 他の方も使われる、長い間なにをしていたらいいのか思いつかない、ご夫婦で待たれてる方は慣れた様子、もう一人途中から来られる。私は今夜泊るつもりで来たけど、この部屋で他の方たちと寝るのかな?色々な事を考えてしまう…
3時20分帰ってきたと声をかけてもらう。
一人部屋、ギプス姿、点滴や機械につながれ痛々しい

入るなり目が覚める「痛い!痛い!これ取って!」ギプスをとろうと 大暴れ!
酸素マスクを当て直して「手術したんやで、ギプスはとれないのよ、痛かったな、よく頑張った」「痛いな 痛いな」と何度も声をかける、寝ぼけていたのかと思うくらいすーっとまた寝てしまう この子は強い! 
ずーっと手をさする、頭をなでる それしかできない 少し熱くなって汗をかきだしてきたアイス枕をもらって、タオルでおでこを冷やす
直後 もどす 続けて2度 胃液のような色だった
担当の看護師さんが後から来てくれる、体位を変えナイロンシートを外し 蓄熱を和らげてくれる、熱も下がり出し、また寝た
目が覚めている時、「おなか減った」と言った、もう大丈夫かな、少し笑顔も出た
落ち着いてきて、先生も看護師さんも帰っていいっておっしゃる、熱も安定してきてぐっすり寝ている、8時半 お泊りセット抱えて家路へ
プリンは明日のお楽しみ
長い1日だった よく頑張ったね、後は骨さんにがんばってもらおう!