■ 絵本「魔法のホウキ」
最近 村上春樹訳の 魔法のホウキ という絵本をお姉ちゃんも含め3人で読んだ
魔力が薄れて飛んでいる最中に力尽き墜落したほうきが 魔女に置き去りにされ 1人暮らしの老女と暮らしていくお話なんだけど、掃除がもちろん得意で大好きなんだけど、それ以外の用事の仕方を教えてあげると、1回で覚えてどんどん何でも出来るようにな行く。そのために少々ご近所トラブルもあったりするんだけど、結局はその老女と ゆっくり暮らしていくんだろうなって感じで終わるのね。
きのう何気に夕食時に3人でおしゃべりしていたら、
ちびが「ぼくはええとこ何にもない、ほうきさんは何でもすぐ覚えやはったな…」というのです ビックリ!
良いとこ言ってやらなぁと とっさに思ったんやけど 食事中ということもあり、シリアスに話すというより やんわりの方がいいかと思い「大丈夫、いくら怒られても 病気になっても 全然めげないでニコニコしてるやん!」
と言ったんだけど、それで良かったのか はてさて?
それからその話は出てこないんだけど、そんな風に思わせるように育ててしまったのかと凄く反省
そう言えば、ご近所で「学校でもがんばってはるな、元気にならはったな」と言われても
いっつも「それが足着き過ぎで、困ってるのよ!」と言ってしまっている
母が素直に「ありがとう」とまず言えばもっと嬉しいく思えているかもしれないのに、日本人らしく!? 謙遜がまず立つ…
子供には最初に「そやな」とか「ありがとう」とか まず受け入れてごらん っていっつも言っているくせに
とっても反省させられた 出来事でした。