ペルテス病との共存生活

ペルテス病とは、 幼稚園から小学校低学年の男の子に診られる股関節の病気です。治療過程は温存方法と手術をする方法があり その手術さえ人によって異なるようです。ちびは骨盤側の手術を受けました。時系列に記録のつもりで残します。

その1 お母さん先生

今日1時間目が始まる前に、ちびのクラスに行ってお話をしてきた


「ちびの足の状況 今 と これから」
何を話したらいいか考えがまとまらないうちに今日になってしまった
クラスメートとは毎日顔を合わせているので もっと気楽に聞いてくれるのかと思ったら
すっごくまじめに 誰一人ちゃちゃも入れず まっすぐこっちを向いて
話を聞いてくれた 
思った以上にみんなが立派に話を聞いてくれて こっちがびっくりするほど!

内容は早い話が 時間が経ってちびの病気の事が日常になりつつあり
本人含めクラスメートも当たり前になってきている現状に対して、気を引き締め直すのが目的


松葉杖を使ってみたくておもちゃにしている子もいれば
車椅子に濡れた靴下を干してる子もいたり!?
未だに車椅子に乗っていたら「楽でいいなぁー」って言ってくる子もいる


どこにも悪気はないのはとても分かるのだけど、やっぱり一言必要らしい
むずかしいなぁ
話せた事は
あと1年か2年は一緒に飛んだり はねたり 走ったり は出来ない事
退院してから今まで まだ何も変わりはない事
1年間みんなが助けてくれてとっても助かった事 
3年生になっても今と変わらずの状態で学校生活を送る事

最後に皆からちびに一言あって
「松葉杖を持ち上げて武器にしてきたら怖い」
「調子に乗ったら止まらない」など

まとめると 病気があろうが無かろうが ちびは変わりなくクラスメートで
やんちゃな奴 として受け入れてくれている様に思えた
子供って 大人が思っているほど柔じゃない 今を生きている 

そんな風に思えた日でした